2030年、日本の外国人労働者が356万人不足する?

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「40年の成長目標達成、外国人674万人必要に JICA推計」2022年2月3日 日本経済新聞電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE189M60Y2A110C2000000/
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日本が2030年の成長目標を達成しようとするなら、外国人労働者が63万人不足する。
これは、業務効率化が最も進んだ場合(自動化等への設備投資が促進された場合)の見通しです。また、「将来における中国等との競合関係の変化(中国による政策的な移民獲得の強化等)による影響は考慮して」いません。

この記事の元になった、JICA緒方研究所の調査研究結果(2022年2月3日)はこちら。

https://www.jica.go.jp/jica-ri/ja/news/event/tfpeil0000002f5m-att/20220203_01.pdf

以下、URLのスライド「研究1:将来の外国人の受入れに関するシミュレーション」より抜粋しています。

 目標GDP到達に必要な外国人労働需要量(目標GDP: 年平均成長率1.24%(厚労省))
2030年:419万人(2020年比143%増)
2040年:674万人(同291%増)

・外国人労働供給ポテンシャルの推計
2030年:356万人 (需要に対し、63万人不足)
2040年:632万人 (需要に対し、42万人不足)

需要が高い分野
 製造業全体 155.3万人
 卸売業、小売業 104.3万人
 建設業 49.8万人

この記事を読んで、日本が何をすべきか、あなたは何を考えますか?